徳島、香川旅行記の第2弾です。
2日目はまず、母におすすめされてからずっと行きたいと思っていた大塚国際美術館に行ってきました。1日必要だよと言われていたので朝10時半頃から行きましたが、結局閉館の17時に追われる形で途中から駆け足で観ることになりました。閉館後は香川へ移動し、アナゴのすき焼きを楽しみました。
-10:45 朝食、移動🚌
朝食バイキングの時間に合わせて起床しました。朝食バイキングで印象に残ったのはワカメ料理が多かった(茶碗蒸しにもワカメ)こと、うどんがあったこと、です。ホテルから美術館までは路線バスで移動しました。
10:45-17:00 大塚国際美術館
大塚国際美術館はB3F~2Fまであり、公式マップ&ガイドではB3:約25分、B2:約20分、B1:約20分、1+2:約15分の所要時間になっています。が、これはかなーり省略して、有名どころだけ観ていく場合の所要時間だなというのが、実際行ってみて分かりました。特にB3Fの陶板紹介コーナーは多分100点超えの作品があるので、一つ一つ説明を読んでいたらそれだけで1時間位かかります(実際私はB3Fだけで1時間以上かかってかなり焦り、全部見るのは諦めました…)るるぶは大塚国際美術館の滞在時間20分でモデルコースを組んでいましたが、それだと何か一つ選んで写真撮ってお土産買って終わるのでは?
B3F展示
B3Fの展示は陶板紹介コーナー以外は環境展示が多かったので、空間全部が再現で圧倒されっ放しでした。人が少ない&環境展示は基本的に椅子があるので、時間さえ許せばいくらでもゆっくり浸れるのもすごくいいです。
B2F展示
モネの大睡蓮以外のB2F展示は、教科書に載っている有名画の陶板たちのオンパレードでした。もう少しキリスト教とこの時代のヨーロッパの歴史が分かったらもっと楽しめただろうなと思うこともありましたが…。世界史学んだはずなんだけどな。
モナ・リザが透明なヴェールをかけているというのが分かる位近くで見られるのは本家じゃないからこそ、との説明になるほど~となりました。ちなみにモナ・リザの展示ですら、一緒に写真を撮るのに2~3人しか並ばなかったです。土曜日と思えない混雑具合、最高です。
B1F展示
B1F展示の目玉はゴッホのひまわりシリーズ。他にも有名画の陶板が続いて、以前ルノワール展やルーブル美術館展で観た作品のものもあり、とても楽しめました!ただこの頃にはかなり閉館時間を気にしながらの鑑賞になりました。
マスター・ヘアだけは昔観た時の記憶と陶板の印象がちょっと違いました。多分、記憶が美化されすぎてるんだと思いますが、「こんなだっけ?」と思った唯一の作品だったので記録しておきます。
オフィーリアってハムレットだよね?という話をしていたら、後ろのカップルが時差で同じ話を始めたので恥ずかしくなりました。そのカップルと知識レベルと観るスピードが多分同じくらいだったようで、その後もちょこちょこ話が被って妙な親近感が沸いた記憶です。
1F,2F展示
閉館時間との兼ね合いでここはホントに駆け足でしか見られませんでした。ゲルニカは大きくてすごい迫力でした。通っていた小学校の廊下に飾ってあったので、なぜかすごく懐かしい気分にさせられる名画。
おみやげ
ミュージアムショップも充実していてアイデア商品も多く楽しかったです!ポストカード数枚と、ゴッホの刺繍靴下、ムンクの叫びの和三盆、それから「カーネーション リリー リリー ローズ」のミニ陶板を購入しました。陶板は購入するか結構悩みましたが、部屋がオシャレになった気がするし、ここでしか買えないもの(そしてそう簡単に行ける距離じゃない)ので買ってよかったです。
17:00-19:45 ⇒香川・高松へ移動🚉
美術館からバスでホテルに戻り、預けていた荷物を受け取った後、再びバスで鳴門駅へ。味のあるワンマン列車(だったと思う)で特急に乗り換えるために池谷駅へ向かいます。ちなみに池谷駅は無人駅だったと思うので、特急券は鳴門駅で買っておくのがbetter。鳴門駅では池谷(いけのたに)が読めない&路線名がわからなくて券売機で苦戦していた私の代わりに優しい駅員さんが操作してくれました。
池谷駅は正直ここに本当に特急来るんだよね…?と不安になる程のどかな駅でした。案内とかもほとんどないので、同じようなルートをたどっている個人ブログさんの写真を見るまで本当に不安だった…。地べたに暑そうに座っている男子高校生(中学生かも?)がいて、画になるなあと思ってました。(もちろん撮ってはいません)
19:45- 天勝本店
高松駅に着いてすぐ、アナゴのすき焼き(べえすけ)を求めて「天勝」さんへ向かいました。駅で混雑具合について質問の電話をした時からすごく感じが良くて、その印象は最後まで変わりませんでした。翌日が参院選投票日だったこともあり、駅前では参政党の人が沢山。。
天勝では生簀を取り囲むカウンター席に案内していただきました。早速「べえすけ」を注文したところ、店員さんから「急ぎめに用意するから、ちょっと急ぎめで…ね!」と言われ閉店時間を気にしながら「急ぎめに食べます!」と宣言しました。
すき焼きをセットしてくれたお姉さんがすごく気さくな方で、準備をしながら世間話を楽しみました。安倍首相のこと、奈良のこと、美術館のことなど…。ちょこちょこお鍋の状態を見に来てくれたり本当に親切でもある方でした。
正直お鍋だけでもすごい満腹感だったのに、締めのうどんがガッツリきて、最後はちょっとした食い極気分でした。が、ほんとにアナゴがおいしかった!!香川に行く人にはぜひおすすめしたいお店です。
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後は近くのホテルに泊まっただけなので割愛します。1日目の記録は↓から。